数々の実績を出されている天才的企業コンサルタントであり人材開発の達人の『マインドセット研修』を受けてきました。ビジネスの話しはもちもんですが、実は武術家でもあり気功の師でもあると知り、ただただその器の大きさに驚きと感動の一日を過ごしました。この師の元には、企業のトップやアスリートも多数集まっています。ビジネス・コンサル・教育・コーチング。どの切り口も数学・物理・脳の科学的アプローチ。その知識の多さにはもう脱帽です。

私がこの講習に参加したのは、来年に向けて企業研修や組織人材開発の話しが着々と進んでいるので、ビジネス人材開発の手法を学びたかったのです。スピードが求められる企業との仕事では、ビジネスパーソンに効果的にかつ迅速にマインドセットしてもらい現場に戻って頂く必要がある。脳科学的なアプローチを伝授して頂きました。個人セッションでも適宜使っていきます。

しかしどの道を学んでも、はやり原点は同じ。リソースである自分と向き合う・内省することなんですね。そしてどこまで自分と真摯に向き合い、自分を知り、活かせるか!これに尽きる。自分と向き合えない人のマインドセットは他責なんですね。素直になれない認めたくない弱い自分がそこに居る。そうなると自分を守ることにエネルギーを使ってしまい自己中心的発想しかできなくなる。人のために何かしたり相手のことを考えることは難しくなりますね。そういう人多いですね。

マインドセット講習は、内省と自己開示のワークを通して、自身の『want to』 を明確にし自身の外に目標を設定しチャレンジし続けることがテーマ。そして人のために何ができるか。そのためにはコンフォートゾーンを抜けられるかどうか?なんですね。

コンフォートゾーンとは現状のこと。他者から期待され、社会から求められ評価されるように生きて来た安心安全の世界に生きる自分。しかし、それは本来の自分が求めている像とは実は違ったりするんです。人生のクライシスはそこに気づかさせるための試練なんですね。人生にはその時期が必ずあるんです。その時に潜在意識から湧上がる本当の自分の欲求(私は内なる声と呼んでますが)に気づけるかどうかなんです。これは私のセッションでも対話を通じて行いますが、今回はワークで書き出しながらお隣の方と対話しました。

どんな講習に出てもアプローチが違っても、私の『want to』はぶれないですね。自分と向き合い過去にさかのぼるワークは今までも沢山やってきたこともあって、誰よりも早く終わってしまいました!笑

『want to』は誰に止められても突き進む実現欲求。
『have to』は他者から期待され、社会の評価を得るように安心安全の枠の中で演じてきた自分。抑圧的な自分。日本人は根っからの村社会的人格形成。『have to』的生き方の割合が実に多い。

『have to』人生の方々はこれからの未来を生き延びるのは厳しい。それは日本自体が危機的な状況にあるということでもあります。なぜかと言えば、日本社会がトランジションの中にありますから、国民は少なからずトランジションに巻き込まれています。今日まで評価されていた社会の価値は、明日には不要になるような世の中なんです。それだけ変化が激しい。だから生き残りをかけて自分軸で生きる『want to』に切り替える。マインドセットする必要があるんです。貴方の『want to』を明確にし実現するお手伝い致します。