私がキャリアカウンセラーを勤める大学主宰の就職情報交換会に参加してきました。某ホテルで開催です。来年は2020オリンピックの影響もあるので就活も前倒し。

大学3年・4年生の各学科の代表が活動内容をプレゼンテーションし、その後は会食。企業は約200名ぐらいいらっしゃいましたか。

企業側のニーズや最近の新人の傾向など伺いました。実は4年生でまだ内定をもらっていない学生が3人程いるのでその可能性も探りながら。

それにしても今時の就活は「おもてなし」ですね。企業は戦力になる人材をさがしていますし、参加した学生にとっては格好の売り込みの場。今や入社式には親の席がもうけられる世の中で、新卒者のリテンションは3年と・・・なにが起っているか想像がつきますよね。

超少子高齢化社会になり戦力になりそうな新人の確保に各企業も必死なんですね。しかし新人は耐えられず直ぐにやめてしまう。何に耐えられないかですよね。そのあたりを伺いました。

一つには、過保護な親に甘やかされて育った若者像が浮かび上がりました。自分の意志で人生を歩んでいない。失敗は親が先回りして回避する生き方をしてきている。親子ともに依存しあって互いに自立できない親子が沢山いるんだと思います。嫌なことがあると親と相談して直ぐに辞める。やりたいことができないなら辞めなさいと親が言う。。。困りました。この事実。

一人っ子の場合、母親が子供に依存して支配するパターンは本当に多いです。従順な子供は親からの安心安全の支配の中で育ってしまうと自立が難しい。また親が厳しい場合は恐怖心から服従して生きることになるので、これもまた社会生活の中では色々とトラブルが起きます。

課題はいかに「自立」できるか?ですね。私達は一生を通じて「自立」を学ぶのですが、「自立」もある程度までいくと「共存」「共創」という段階に入ります。人は一人では生きられないですし、一人で全てをやるなんて無理な話なので、互いを尊重し「共生」するという関係性を築きます。

いずれにしても、学生から社会人へのステップは「自立」の一歩。人生の大きなチャレンジですから私もサポート頑張っています。就活課では毎回ドラマが展開しますよ!

さて、今日はそんなキャリアセンターでのお仕事です。ではでは行ってきま~す!